降ひょう被害に遭った上小地域の農業者らを支援するため、募金活動を行ってきたJA長野厚生連鹿教湯三才山リハビリテーションセンター長の黒岩靖氏らは3日、JA信州うえだの坂下隆行組合長を訪ね、支援金を贈呈した。黒岩センター長は、「日ごろからお世話になっている地元の農業者が大変なことになっていると聞き、センター内の職員に声をかけ仲間を支援したい気持ちで活動をしてきた」と語った。金額については非公開。
5月31日夜に発生した降ひょうにより、上田市や東御市などのリンゴやブドウに被害が確認された。坂下組合長は「被害に遭った生産者は栽培努力をしており、支援金を生産資金として使い万全の体制を整えていく」と感謝を述べた。
支援金は、同センターの鹿教湯病院と三才山病院、老健いずみの、豊殿診療所によるグループ全体の職員によって集められた。【7月7日号タイムスFaxに掲載】