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医療トピックス[長野県版]

土屋氏が長野市長選出馬表明 北信臨床名誉顧問

医療タイムス 長野県版 2017.06.13 
医療ニュース
北信臨床名誉顧問でエムウェーブ前社長の土屋龍一郎氏(長野外国語センター会長)は13日、県庁で会見し、長野市長選(10月22日告示、29日投票)に無所属出馬することを表明した。土屋氏は「こんなもんじゃない長野市」と大書した紙を掲げ、「生活上の閉塞感や将来への不安の声に対し、長野市の可能性はこんなもんじゃないとアピールしたい。善光寺など歴史的資産の活用を通じ、長野市の魅力を最大限に引き出したい」と力説した。土屋氏は北信臨床(長野市・旧ツチヤ・エンタープライズ)社長の経歴を持ち、現在は同社名誉顧問を務めている。
土屋氏は8日に退任したエムウエーブ就任時に国際会議に出席した経験や、これまでの事業経験で培ったさまざまな分野のネットワークが自身の強みとし、加藤久雄現市長のもと立案された第5次長野市総合計画に、①(子育てしやすい環境を整備する)女性からの視点②(伝統資源を観光の活性化につなげる)外部からの視点③(将来あるべき姿から逆算して施策を決める)未来からの視点-の3点を加えたいと話した。
 具体的な施策については、「放課後子ども総合プランの有料化の再検討や、中山間地での教育施策について提案したい」「こんなもんじゃないよね会議(仮称)」のサイトをネット上に立ち上げ、市民からアイディアを募りたい」などを掲げた。
 土屋氏は出馬のタイミングについて、「2019年の御開帳、20年の東京オリンピック・パラリンピックを控えた今後4年間が勝負。大きなフィールドで力を発揮できると思う」と強調した。【6月14日号タイムスFaxに掲載】
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