松本市医師会は10日、第71回定時総会を開き、役員改選、決算・事業報告などを承認した。役員改選では、杉山敦会長(杉山外科医院)を再選した。杉山会長は、前任の百瀬英司氏(百瀬医院)が病気療養のため任期途中で退任することを受け、昨年6月の総会から会長を務めている。
杉山会長は総会後の懇親会で、「新会館建設を計画しており、1年かけて建設準備委員会でとりまとめた基本構想に基づき、総会で建設委員会の設置を決めた。会員のよりどころとなり、市民のために役立つ機能を持つ会館建設を進めていきたい」と構想を語った。今後の取り組みについて、「本格的少子高齢社会への対応を進め、かかりつけ医の視点を大切にし、学術集団としての使命を忘れず、会員相互の融和を大切にしていきたい」と抱負を述べた。【6月13日号タイムスFaxに掲載】