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医療トピックス[長野県版]

対象疾患は10領域に 県保健医療計画策定へ、精神疾患WG

医療タイムス 長野県版 2017.06.06 
医療ニュース
 第7次県保健医療計画の策定に向け、精神疾患分野の具体的課題について検討する精神疾患ワーキンググループは1日、県庁で開き、現状の課題や今後の方向性について話し合った。保健医療計画の対象とする精神疾患領域について、統合失調症や認知症、発達障害など10領域とすることなどを決めた。
 このほかの論点として、精神医療圏を第6次計画と同様に東北中南信の4医療圏とすることや、認知症疾患医療センターが未設置の二次医療圏にも地域型センターなどの整備を進めることなどを確認した。
 また長期入院患者の地域移行については、県自立支援協議会などの関係機関が、患者の地域生活移行や生活継続のための支援協議や研修会を実施するほか、障がい者総合支援センターでコーディネーターの連絡会議を定期的に開催するなどの支援を行っていることを確認。委員からは「長期化している人は家族の高齢化などにより支える人がいなくなる」「(患者を支援する)家族の側のケアも必要な状況がある」などの意見があった。
 県の報告によると、2016年6月30日現在の入院患者のうち、入院期間が1年以上の患者数は2355人(入院患者の58.8%)で、このうち65歳以上は1379人。【6月7日号タイムスFaxに掲載】
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