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医療トピックス[長野県版]

長野市民が病診連携交流会 「顔の見える連携」強化へ

医療タイムス 長野県版 2017.06.01 
医療ニュース
 長野市民病院(池田宇一院長)は5月31日、市内の医療機関との連携強化を目的に病診連携交流会を開き、地域の開業医やコメディカルスタッフら120人が参加した。
 同院が今年1月に新設した「肝臓・胆のう・膵臓外科」や、4月に開設した「心臓血管外科」、「頭頸部外科」の診療体制などを紹介したほか、逆紹介における病院の心構えについて池田院長らが話した。
 肝臓・胆のう・膵臓外科部長の関仁誌氏は、同科の28年度手術件数が61例に達し、このうち日本肝胆膵外科学会が指定する「高難度肝胆膵外科手術」が36例だったことを報告。「ガイドラインに沿った適切な治療法を選択し、効率性と安全性を重視した手術を心がけている」と説明した。
 池田院長は逆紹介について「医療は地域全体で担うもの。入院は市民病院、外来は地域の診療所が担当するよう、紹介患者は必ず診療所に戻すことにしている」と方針を話し、地域の診療所の協力を求めた。
 会場を移した第二部の意見交換会では、和やかな雰囲気の中で自由に交流し、連携を深めた。同院がこうした形の病診連携交流会を開くのは初めて。池田院長は「規模を大きくして今後も継続したい」と話していた。【6月2日号タイムスFaxに掲載】
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