県薬剤師会(日野寛明会長)は、このほど開いた理事会で県と締結中の「長野県薬剤師会 薬草の森りんどう~菅平薬草栽培試験地~」のネーミングライツに関する協定の契約を来年度も更新することを決定した。同協定は4年前に締結しており、現在の愛称の使用期間は18年3月31日までとなっている。新たな契約期間は18年4月1日から、従来同様に5年間。
年間命名権料80万円のネーミングライツの導入で親しみやすい愛称と管理の充実などにより利用者とリピーターが年々増加しており、年間3000人以上が訪れている。また、生薬や薬草などに対する知識の普及啓発の拠点施設として県内外から利用団体が増えている。
県は、試験地の整備と利用促進を図るうえで一定の効果が得られたとし、今後も更なる充実と利用向上を目指して愛称の定着に努めていくとしている。【5月12日号タイムスFax】