JA長野厚生連南長野医療センター篠ノ井総合病院(小池健一統括院長)は25日、長野市内のホテルで創立50周年記念式典を開き、来賓や職員など142人が参集した。小池統括院長が50年の歴史を振り返り、「基本理念である患者本位の医療を実践することで、患者満足度の高い病院を目指していく」とあいさつした。
同病院は1967年に地域の強い要望で、病床30床で開設。当初から患者本位の医療の実践や高度医療の導入、救急医療への積極的な対応など、地域の健康を守る活動に努めてきた。2017年4月現在、30診療科、病床数433床、医師104人を含む職員980人が地域医療を全力で提供している。
小池統括院長は「今年度から新町病院と統合して新たなステージに立った。これからも医療機能を分担して地域医療をより効果的なものにしていく」と述べ、今後は高度医療や救急医療をさらに発展させ、「時代にマッチした医療を提供していく」と決意を語った。
来賓の田中榮司信大医学部長、小池洌県医師会常務理事、飯島富士雄更級医師会長、加藤久雄長野市長の4人が祝辞を述べ、同病院の地域基幹病院としての取り組みに敬意と感謝を表すとともに、より一層の充実と発展を望む声が相次いだ…【4月27日号タイムスFaxに掲載】