無床診療所への移行を2018年4月に予定している国保会田病院(望月太郎院長)は、老朽化に伴い建て替えを計画している。今後、松本市四賀地区や市議会などと話し合い、時期や規模などの基本計画を作成していく。建て替え地については、同病院が四賀地区内唯一の医療機関で、現在の建物背面には急傾斜地があることから、現地建て替えと地区内の移転を含め検討していくという。
同病院は、無床診療所に移行するため3月末で一般病床11床を廃止する。残りの介護療養病床20床は2018年3月末に廃止し、同4月から無床診療所としてスタートする。現在は、一般病床の入院調整を行っている。
同病院は1950年7月、当時の会田村、中川村の2カ村組合立病院として開設した。その後、錦部村、五常村が加わり、55年には4村の合併により四賀村が誕生。85年度に現地に移転した。【2月27日号タイムスFaxに掲載】