小島病院(石田任之院長)は10月の新築移転に向け、在宅と予防医学の充実を図る準備を進めている。移転先は、療養病床などの慢性期で連携する長野赤十字病院近隣の長野市若里地区。移転に向け同病院では、入院医療機能のすみ分けをさらに進め、かかりつけ医的位置付けの医療を展開していきたいと話している。
在宅と予防医学の充実に向け、4月に在宅医療と産婦人科の医師を各1人増員し、グループの医療法人みゆき会(飯山市)から訪問看護などのスタッフを招聘する。居宅介護支援事業を再開させ、訪問診療と訪問看護に取り組んでいくほか、40床のショートステイ開設を計画している。予防については、健康診断と人間ドックに力を入れていく…【2月17日号タイムスFaxに掲載】