JA長野厚生連の新町病院と篠ノ井総合病院は、業務統合に伴い4月1日から名称を「南長野医療センター新町病院」、「南長野医療センター篠ノ井総合病院」にそれぞれ変更する。センター化によってまずは業務統合を進め、地域の実情に合わせて両病院の病床機能再編成を行っていく。2019年4月の経営統合を目指す。
新町病院は長野市西部の拠点病院として、地域の医療に大きな役割を果たしてきた。しかし、診療圏域の大幅な人口減少に加え、地域医療構想策定を進める中で、病院の大きな転換期を迎えたこともあり経営統合を検討。両病院の特性を残しつつ機能を高めていき、地域医療を一層強化していくことが経営統合の目的だ。
両病院は業務統合を前に、昨年10月から地域住民を対象にセンター名称を募集していた。【2月16日号タイムスFaxに掲載】