日本赤十字社県支部(阿部守一支部長=県知事)が10日まとめた県内6病院の2017年度予算は、全体で4億3263万円の赤字予算となった。長野、下伊那が黒字、諏訪、安曇野、飯山、川西がそれぞれ赤字を見込んだ。
黒字額が最も多いのは下伊那で、昨年4月に医師が常勤となった整形外科や、内科の患者受け入れ体制強化による患者数、診療単価増加が見込まれるため2550万円の黒字予算とした。次いで、長野が1273万円の黒字を計上。救急医療の強化や病診連携の充実により、初診、新入院患者の確保に努めたため増収を見込む…【2月13日号タイムスFaxに掲載】