県歯科医師会の春日司郎会長は2日、第12回理事会終了後に、「全力で取り組んできた機構改革を具現化し、新たな組織を作り上げてから、次の世代に引き渡すのが妥当ではないか。幸い、気力も充実している。来期も続投させていただきたい」と述べ、会長選に立候補する意向を表明した。
春日執行部はこの2年間、新会館建設と機構改革に取り組んできた。このうち、新会館は2015年10月末に竣工。今年度は、「より近い県歯」を目指して、機構改革を重点事業に掲げていた。3月16日に開催予定の第10回臨時代議員会で、機構改革に伴う定款などの改正が承認されれば、理事の増員や常務理事会の開催、常設委員会の設置などが可能になる。どのような常設委員会を設置し、各部との関係をどうするのかは時の執行部に委ねられていることから、新執行部がどのような組織を作るのかが注目されている…【2月10日号タイムスFaxに掲載】