医療タイムス 長野県版 2016.11.21
医療ニュース
東北大学大学院医学系研究科を中心とする研究グループがこのほど、大気汚染物質がアトピー性皮膚炎の諸症状を引き起こす仕組みの一端を解明した。信大皮膚科学教室の奥山隆平教授らも共同研究に参画し、マウス実験を踏まえたヒトでの解析などを担当。アトピー性皮膚炎治療でこれまで対象療法的に使われてきたステロイド剤に加え、新しい治療薬の開発につながる可能性もある。研究成果は21日、英国科学雑誌「ネイチャーイムノロジー」のオンライン版に掲載された…【11月22日号タイムスFaxに掲載】