医療タイムス 長野県版 2016.09.28
医療ニュース
県薬剤師会(日野寛明会長)は11、12月の2カ月間、地域の薬剤師が患者宅を訪問して服薬指導する「薬剤師のお試し訪問」事業を実施する。かかりつけ医を中心に多職種連携を図りながら、訪問を必要とする患者を薬剤師が把握して在宅医療サービスを提供する取り組み。厚労省が実施する「患者のための薬局ビジョン推進事業」として県から受託するもので、多職種との連携強化や在宅への足掛かり構築、中山間地域での薬局機能組み立てなどを期待する。県薬では「(在宅医療サービスに対する)薬局間の温度差をなくし、県全体のボトムアップを図りたい」(日野会長)として、全ての薬局が1回以上訪問することを求めている…【9月29日号タイムスFaxに掲載】