飯田医師会理事の建石徹氏(すきがら医院長、飯田市)がこのほど、政策研究大学院大学(東京都)の特別研修で講義を行い、自身が幹事長を務める飯伊地区包括医療協議会の歴史や活動、特徴的な取り組みを紹介した。建石氏は、協議会の特徴として、▽三師会・市町村・保健所などとの顔の見える良好な関係▽問題が起きればすぐに参集し、一体となって対応できる▽市町村の協力により、住民への啓発を活発かつ組織的に実施できる―の3点を強調。当たり前のように連携できていることから、「空気のような存在」と、その関係の良さを表現した。(山浦圭一)