高齢者福祉の増進と事業所の発展を狙い活動してきた、県老人福祉施設事業連盟と県高齢者福祉協会(通称・高齢協)が統合し、新たな組織「県高齢者福祉事業協会」が2日発足した。同日長野市内で設立総会を開き、今年度の事業計画や収入支出予算など7議案を審議し、原案通り承認。新組織の会長には、高齢協会長だった佐藤繁信氏(ハートフルケアたてしなデイサービスセンター)が就いた。
新組織の発足に当たり佐藤会長は、「より地域貢献ができるようにすること、また事業所・職員が元気に仕事をできるようにすることを考えていく」とあいさつし、約300人余の会員とともに新たな一歩を踏み出した。
会長以外の役員は、副会長6人、常務理事1人、理事18人、監事2人で構成し、総会で承認を得た。役員の任期は同日から2016年度の定期総会終結時まで。