任期満了に伴う県薬剤師会の会長選挙は7日、立候補の届け出を締め切り、会長候補者に現副会長の日野寛明氏(松本市、日野薬局)が届け出た。対抗馬はいなかった。22日の第110回臨時総会で会長候補者として承認、6月にある通常総会とその後に開く理事会での選任を受け、正式に就任する見通しだ。
日野氏は趣意書の中で、薬剤師を取り巻く環境は大きく変化しており、今まで以上に真価が問われるとして「重要なことは薬剤師職能をそれぞれの現場でしっかりと発揮していくことだ」と主張。その上で、▽薬剤師の資質向上を図る▽薬局を医療提供施設・健康づくりの拠点として地域に根付かせる▽職種間のつながりを広める―ことを重要項目に挙げた。(2015.3.9)