群馬県の黒沢病院が新築移転し7月1日オープン

 群馬県高崎市の医療法人社団美心会黒沢病院(黒澤功理事長)は、同法人が5年前にオープンした外来・人間ドック棟「黒沢病院附属ヘルスパーククリニック」(群馬県高崎市矢中町188)の隣地に新築移転し、7月1日オープンする。新築にあたり既存の入院、透析、手術の機能に加え、埼玉国際医療センターとの連携によって、高崎市広域で初となる「脳卒中センター」を開設、地域の急性期医療に対応できる新体制をとる。
 新病院は建設までに2年の歳月をかけて検討。黒澤理事長は「地域に不足している脳卒中に対する機能はもとより、大規模災害時においてもしっかりと平常通りの医療が行え、かつ地域住民や疾病のある人が避難できる場所にしたい」とし、①東日本大震災の2倍以上の揺れにも耐え得る免震構造②停電対策としての2回線受電設備、自家発電設備とガスコージェネレーションの設置③水確保のための井戸の設置―などの機能を備えた。建物は、地上7階建て、延べ床面積1万3130㎡。病床数108床で、うち9床はSCU。
 6月18日(水)には竣工式、開院記念講演、祝賀会を、6月21日(土)午後1時~4時(受付)一般向け内覧会を開く。

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