少子高齢化の進行により、2030年には１人の高齢者を20 ?64歳人口1.7人で支える社会構造に変化すると予想されている。１月20日に開催されたセミナー（主催：新社会システム総合研究所）では、この社会構造の変化に対応するためには、地域社会で高齢者の介護や認知症ケアのサービスを切れ目なく提供する仕組みが必要とした。今回の特集では地域包括ケアの在り方を考える。
家族介護の代わりとして介護付き地域社会が必要に
介護者の事情で進められてきた これまでの高齢者介護
社会福祉法人長岡福祉協会高齢者総合ケアセンターこぶし園総合施設長 小山 剛 氏