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2009年07月31日

看護師動態

 看護師に関する統計資料(厚労省発表)によると、2008年末時点の就業看護師数は87万7182人で、06年末時点と比べ6万5210人が増加したという。年代別では「30~34歳」が15万1230人を占め最多。経年変化を調べると、この世代が20代半ば~後半だった04年当時は、ちょうど25~29歳が最多数を占めていることがわかる。こうした世代の移行と看護師数の関係では、25~29歳の集団の大勢が30~34歳になる際には減少する一方で、30~34歳および35~39歳の集団の多くがそれぞれ35~39歳、40~44歳へと移行する際には増加する特徴がある(下表参照)。これは04年と08年以外の年にも当てはまる。強力な施策がなくこの傾向が続くと仮定すると、2006年時の年代別看護師数から、2010年には、08年末に約15人いた30~34歳の看護師は減り、35~39歳、40~44歳は増加するという予測が立つ。(溶ける魚)

       04年 08年
25歳未満  85  83
25~29歳  155  145
30~34歳  127  151(-)
35~39歳  109  131(+)
40~44歳  98  118(+)
45~49歳  81  100
50~54歳  58  75
単位:千人 ( )内は04年比増を+、減を-で表記

2009年07月30日

楽しみとしての病院食

 スパイスコーディネーターが病院食のレシピ開発に関わったという。「料理にスパイスを少し加えるだけで、減塩料理でも食べ応えが出てくるんですよ」。食事が一日の中の作業になってしまうのか、それとも楽しみになるのか。入院患者の気分は違ってくるだろう。その昔、筆者も入院したときは食事が楽しみで、看護師さんに「夕食のメニューは何?」「明日の朝食には何が出るの?」と聞きまくった。「ちょっと待っててね、確認してくるから。お食事は楽しみよね~」「そりゃそうだよ。鬱々とした日々の中で他に何がある?」「あなた、お食事を楽しむぐらいだから、早く元気になれるわよ!」。記者を業としていても入院すれば、ひとりの患者にすぎない。院内取材の意欲などわかず、ひたすら自分の健康回復を願うのみで、食事は大きな楽しみだった。(往時茫々)

2009年07月29日

地域貢献とは

 先日、病院や老健などを運営する法人の事務部長と会った。「地域医療に貢献するということは、他の医療機関から信頼されること。患者をすべて抱え込むことではなく、自院が出来ない医療は他の医療機関と連携することが重要」と。また、「他の医療機関の悪口を言えば、自院が持ち上がる(優位に立てる)ようなことではだめ。足の引っ張り合いでは、地域貢献は出来ない」と熱く語っていただいた。
 総選挙に突入し、それぞれが各党のマニフェストについて“足の引っ張り合い”を演説しているが、これで国民が安心して生活できるような時代がくるのだろうか。(ギネ専門)

2009年07月24日

手段

 厚労省の検討会。仕切る分科会長、意見を述べる委員の皆さん、でも結局は厚労省から来ている事務局の掌の上で踊らされている感が。新しい制度導入の検討であったが、はたしてこの議論が正確に現場の医師の意見を反映しているのかも?マークだ。大事なことは、「なんのため」「誰のために」実施しようとしている制度なのかという、発想の原点では。制度を作ることが「目的」ではなく、患者にフィードバックされる「手段」であって欲しい。(ハポン)

2009年07月23日

大きな関心事のはずだが

 衆院解散により、事実上の選挙戦に突入した。選挙結果がどう日本の将来に影響するのか。国民の今、最も大きな関心事であることは間違いないだろう。…のはずだが、選挙の話題が耳に入ってこない。問題山積の医療界にあっては、むろん選挙の話題でもちきりである。しかし、それ以外の場所、加えて若年層からは聞こえてこない。厭世観か諦観か。あるいは、生活維持に必死で政治に関心を示す時間がないのか。いずれにせよ、若年層の関心を高め、声を政策に反映させるには、一部で提唱の声が上がっている年齢別選挙区くらいの大きな仕掛けが必要なのかもしれない。(ノートン)

2009年07月22日

決して言えない

 厚労省の「平成20年簡易生命表の概況」によると、男の平均寿命は79.29年、女の平均寿命は86.05年で過去最高となった。
 蒸し暑いある日、畑で草取りをしている女の人がいる。年を聞くと80歳だという。雨の中、早朝から果樹の手入れをしている男の人がいる。またまた年齢を聞くと、82歳だという。その働いている姿を見ていると「後期高齢者」なんて決して言えない。(じゅげむ)

梅雨明けはいつに

 気象庁の発表によると、今年の梅雨明けはこれまでのところ、沖縄、奄美、九州南部、関東甲信の4地方。平年だと東北の北部を除き、日本列島は7月23日頃までに梅雨明けしているという。今年は例年以上に雨がよく降るような気がする。スッキリしない日が続いているなか、ご存じの通り21日に衆院が解散し、8月18日に告示、投開票が同30日の総選挙となる。国民のことを第一に考えていただける方に1票を投じたい。天気も日本経済も晴れやかなスッキリとした日が早く来ることを望みたい。(スワンガンツ)

2009年07月17日

現場からの提案を聞いてほしい

 社会保障審議会の医療部会や医療保険部会でも、来年度の診療報酬改定に向けての議論を開始した。これらの会合の中で、地域医療再生基金について、「県によっては、県の独断で事業を決めるところもあると聞いている」という意見があった。厚労省では、病院団体や医師会など現場からの提案を受け、都道府県でまとめるという方向性を示している。しかし、この意見によると、そのような理解がされていない現状があるということが分かる。県には病院団体や医師会など、現場からの提案を受け、地域の医療提供体制がより良くなる方向で検討していってほしいと思う。(シュクル)

2009年07月16日

人材登用術

 昨年9月に診療を休止した銚子市立総合病院。当時の市長に対するリコールの成立、出直し市長選にまで発展し、世間の耳目を集めたのは周知の通り。その後、新市長に選ばれた野平匡邦氏が再開を目指している。一方、同病院が所在する千葉県ではこのほど、千葉県病院局の職員を公募するにあたり、民間病院における経営管理または医事事務の経験を13年以上有することを応募資格とした。このほか、外部人材を登用した事例としては、総務省が先日開いた「公立病院経営改善事例等実務研究会」の資料によると、埼玉県、福島県、長崎県、神奈川県、横浜市、川崎市などが挙げられていた。ただしこれは地方公営企業法の全部適用に際して外部人材を管理者に登用した事例であり、また、国立病院や他県の自治体病院の病院長などの起用が多いようだ。あくまで「外部」であり、「民間」ばかりではない。指定管理者制度など経営形態の見直しを通じた民間経営手法の導入もあるが、ノウハウは結局「人」に付いてくるもの。人材戦略の重要性が高まっている。(溶ける魚)

2009年07月13日

観光資源活用しドック集客へ

 先日、長野県衛生部病院事業局の勝山努局長(前信州大学附属病院長)が「医療危機と独立行政法人化」をテーマにした講演会を聞いた。講演の中で勝山局長は「長野県観光部と連携し、信州の観光資源を有効活用して長野県立病院の人間ドックの集客を図っていく」と述べた。部局を越えての取り組みは、さずがこれまで信州大学で培ってきた手腕がキラリと光るところだ。
長野県立病院は来年4月から、地方独立行政法人化に移行し、勝山局長は①全職種の質のレベルをさらに上げる②県民にはこれまでのように地元が終の棲家として地域の医療機関が、医療を継続するために独法化することの意義を説明していきたい―と抱負を語った。勝山局長はこれまでも、これからも長野県民の医療を支えていく。(ギネ専門)

3種類の梅酒づくり

 今年、数年ぶりに梅酒をつくった。いままで梅酒といえば、焼酎(ホワイトリカー)でしかつくったことがなかったが、今回はホワイトリカーのほかに、果実酒用のブランデーと泡盛の計3種類。確か昔の果実酒レシピは、梅1キロ、氷砂糖1キロ、ホワイトリカー1升だったと思うが、最近では氷砂糖の分量を300~800グラムで、お好みだとか。氷砂糖は、ほかに蜂蜜や黒糖などでも代用できるという。泡盛は当初、黒糖でつくろうか迷ったが、今年は氷砂糖を使った。来年は泡盛+黒糖の沖縄気分も味わおうと思う。3種類の梅酒は今後、それぞれがどのように味わい深い果実酒になっていくのか楽しみだ。私も梅酒に負けないよう“うまみ”を醸し出していきたい。(スワンガンツ)

2009年07月10日

廿日大根その後

 ↓下の「自給率100%」ネタに絡んで。廿日大根のその後。種まきした2日後の朝の写真です。(じゅげむ)
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初の自給率100%

 今朝の朝食は、家庭菜園で今朝収穫した野菜で、我が家のおかずとしては初の自給率100%を達成した。自給率100%といっても、おかずはすべて野菜だが・・・。今朝収穫したのはナス、キュウリ、ピーマン、ミニトマトと、今年初めて育てた初収穫のモロヘイヤ。これまで、好んで食べていなかったモロヘイヤだが、自分が育てた事もあり、ネバネバのおひたしは美味しかった。かのクレオパトラも好んで食べていたとか。
 市販の種の原産国は、ほとんどが外国で、昨年から収穫した野菜から種を採っている。今年育てているカボチャは、昨年収穫したカボチャの種。その土地や風土にあった種づくりをめざしているが、無農薬で育てているので、半分ぐらい害虫に食べられています。野菜も人も、育てるのは大変ですが、収穫を皆で分かち合う楽しみが待っています。(スワンガンツ)

2009年07月09日

臓器移植法改正案について

 今国会での成立が微妙な状況の臓器移植法改正案。脳死を「人の死」と認めるかどうかが議論の焦点。先進諸国と比べ、日本は臓器移植について慎重なのは確か。日本の文化、そこから来る倫理観が国際的に見てかなり異質だということの証。日本人は無宗教とよく言われる。確かに自分の宗教に自覚的な国民はキリスト教やイスラム教圏と比べ少ないようだ。しかし、無意識の強固な宗教(死生観といってもいいかもしれない)を、多くの日本人は持っている。肉体と精神を別個のものと捉えることについて、日本人の心理的バリアーが高いのは、そういうことと深く関っているからだろう。
 とはいえ、臓器移植や終末期医療のようなテーマを文化や宗教という切口でのみ考えると必ず迷宮に迷い込み、結論は出なくなる。移植を望む患者や家族が多いという現状、それを当て込んで臓器売買をする人間の存在、国際的圧力…。全てのひとを満足させる回答は無い。国会の審議の行方を追うだけでなく、自分はどの案を指示するのか、国民ひとりひとりが考える問題だ。(ロンドンの雨合羽)

S急便は車内禁煙

 大手S急便のトラックドアに“品質保証のため車内は禁煙”のステッカーが貼ってあった。ドライバーさんに尋ねたところ、6月から実施し、ステッカーは7月から貼っていて、荷物にタバコの臭いが染みついてしまうクレームへの対応という。ドライバーさんは「今日のタバコはたった2本。車の影で吸うわけにもいかず・・・」と、辛そうだが、健康面や安全運転にもとても良い事だと思う。
 タバコは私自身、数年前から禁煙し、いまは煙が苦手となってしまった。過去に吸っていた人ほど禁煙すると、大の嫌煙家になるような気がする。いまでは風邪をひくたびに、舌圧子を使い丁寧に扁桃部を診ていただくと、「当時、私の口は臭かったでしょう。すいません」と、心の中で先生に謝っています。禁煙してわかったことは、周りの人にかなり迷惑をかけていた事を知りました。(ギネ専門)

2009年07月02日

記者会見での一言

 2010年度予算の概算要求に当たっての基本方針が1日、閣議了解された。その後の記者会見で、与謝野馨財務・金融相は昨年9月から務めた経済財政担当相のポストから外れることを報告。「自己責任原則という考え方は社会には必要だが、それを突き詰めていくと、『社会的に弱い立場にいる人がどうなるかということを心配しなければならない』ということにつながる。そのような思想が経済財政諮問会議にも安心社会実現会議にも流れていたと思う」と、これまでの経済財政担当相としての活動を振り返っていた。これらの会議のあり方が実際にそのようなものであったかは別として、この話を聞き、「自分より立場の弱い人を気遣う」ことを、組織のトップに立つ人たちすべてに持ってもらいたいと心底思った。(シュクル)