医療ニュース

2010年02月05日

薬価改定率「財務省の詭弁で決定された」 中川日医常任理事

 日本医師会の中川俊男常任理事は4日の定例会見で、薬価改定率に着目した診療報酬改定への見解を示した。診療報酬改定率の+0.19%が、後発医薬品の使用促進分▲0.16%により、実質改定率が+0.03に過ぎないという一部報道に対して、昨年12月23日の大臣折衝資料に「別途、後発品の置き換え効果の精算を行う」とあったことが報道の引き金となったことを指摘。中川常任理事は「このことについて予算折衝以前の中医協ではまったく説明されていなかった。まさに財務省の詭弁、奇策であり、診療報酬改定が財務省主導で行われたことが露呈した」と述べた。また同報道を受けて1日に厚生労働省が出した反論資料にある「従来から後発医薬品の使用促進による財源は、本来的に医療機関の収入減少につながるものではないので、一貫して診療報酬改定の財源とはしてこなかった」との記述について、中川常任理事は「苦しい言い訳に過ぎない」と批判した。

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