医療ニュース

2008年10月10日

メディ・パルが今年初め合併を申し入れる メディ・パルとアルフレッサが会見

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 メディセオ・パルタックホールディングスとアルフレッサホールディングスの両社は10日、合併に関する記者会見を開いた。新会社の会長には福神邦雄アルフレッサHD会長、社長に熊倉貞武メディセオ・パルタックHD社長、副社長に渡邉新アルフレッサHD社長、専務に三木田國夫メディセオ・パルタックHD会長の4氏がそれぞれ就任する。
 会見で熊倉新社長は、合併について今年初め、福神新会長に申し入れたことを明らかにした。利益目標や人員整理については「経営戦略委員会を設置し、今後検討を進める」と説明。市場の半数近いシェアを占めることで危惧される独占禁止法への抵触については、公正取引委員会の回答待ちとした。渡邉新副社長は「合併による流通コストの削減で、ヨーロッパ並みに薬価を抑えることができる」と展望を示した。 [写真は、ホテルニューオータニ「鳳凰の間」で。左から福神邦雄氏、熊倉貞武氏、渡邉新氏、三木田國夫氏]

9月の病院・医院倒産は5件 負債総額20億7000万円 東京商工リサーチ調べ

 東京商工リサーチがまとめた9月の病院・医院倒産は5件で、負債総額が20億7000万円だったことがわかった。1月からの累積倒産件数は27件、負債総額は109億3300万円に上る。5件の内訳は、埼玉県のA病院、負債総額15億円を筆頭に、▽千葉県の医療法人B会、同4億5000万円▽大阪府の医療法人C会、同9000万円▽福岡県の医療法人Dクリニック、同2000万円▽東京都の医療法人E会、同1000万円―。倒産原因は放漫経営2件、業績不振2件、過小資本1件となっている。

メディセオ・パルタックとアルフレッサが合併へ 4兆円医薬品卸が来年4月誕生

 メディセオ・パルタックホールディングスとアルフレッサホールディングスの両社は10日、合併に向けて合意書を締結したと発表した。合併は、安全かつ安定供給の卸機能とコスト競争力の強化ため、さらに効率化を目指すねらい。合併時期は来年4月1日で、会長には福神邦雄アルフレッサHD会長が、社長には熊倉貞武メディセオ・パルタックHD社長がそれぞれ就任する。社名は「アルフレッサ・メディパルホールディングス株式会社」となる。資本金は、223億9800万円。医薬品卸の1位と2位が合併することで、医療用医薬品市場の約半数のシェアを独占することになる。
 メディセオの社員数は1万1391人で、売上高(2008年3月期)は2兆2549億3600億円で、アルフレッサは社員数1万517人、売上高(同期)は1兆7694億5400万円で、両社を合わせると社員数2万1908人で、売上高は4兆243億9000万円となる。

パブコメと厚労省の考えを公表 診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方検討会

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 厚生労働省は9日、一般から募集した「医療の安全の確保に向けた医療事故による死亡の原因究明・再発防止等の在り方に関する試案」(第3次試案)と「医療安全調査委員会設置法案(仮称)大綱案」に対する現時点での意見をまとめ、同日開かれた「診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会」(座長・前田雅英首都大学東京法科大学院教授)で公表した。検討会では資料をもとに意見を交換。大綱案が届け出の範囲を「重大な過失」ではなく「標準的な医療から著しく逸脱した医療」としていることについて、「司法界に混乱を招くのではないか」「事故調は法的判断を求める場ではない。目指すべき制度設計が違う」などさまざまな意見が出された。

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