麻生太郎政権誕生を受け、日本医師会は24日の定例会見で、「大きな関心を持っている」とし、竹嶋康弘副会長は、「麻生首相就任に、敬意とお祝いを述べたい」と話した。
竹嶋副会長は、麻生首相が国民の視点に立った政策や2010年度には社会保障費2200億円の機械的削減の凍結を明言していることを踏まえて、「景気が混迷している中、年金や医療費などの社会保障費に国民が不安を感じている。麻生首相には選挙対策ではなく、政策の具体化を願う」と期待を表明した。また、「2200億円削減凍結の前倒し(09年度から適用)を要求していく」と述べた。
見直し論などが出ている後期高齢者医療制度については、「発症リスクが高まり、長期化しやすい75歳以上の患者こそ国の責任で手厚く保護していくことが必要」とし、「問題があるところは修正し、高齢者が安心して尊厳のある生活を過ごせるよう国民全体で支えるべき」と、改めて社会保障費の中で支えることを提言した。
日医は、急性期から慢性期まで切れ目のない医療を年齢に関係なく提供できるよう訴えていくことも表明した。



