政府に設置された「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」(座長・奥田碩トヨタ自動車相談役)が8日、首相官邸で2回目の会合を開いた。この日は、厚労省が国民から強い批判を受けた事例として示した後期高齢者医療制度、薬害肝炎問題、年金記録問題などについて意見を交わした。この中で、制度に対する批判を受けて保険料負担軽減措置などの対応を取った後期高齢者医療制度については、「批判があるから変えるというのは不信につながる。必要ならば歯を食いしばてでも進むべきだったのでは」「朝令暮改の制度には信用は得られない」「制度設計に向けた議論に高齢者や医療機関の参画が不充分だった」との批判の声が相次いだ。
