政府が2011年度中の導入を目指している社会保障カード(仮称)の在り方に関する検討会は20日、第1回作業部会を開き、関係団体などへのヒアリングを行った。日本病院会の池澤康郎副会長は、診療報酬マイナス改定が医療機関のIT化の遅れの原因だと指摘した。その上で「医療機関はカードの読み取り装置などを導入しなければならない」と、インフラ整備にかかる費用負担の明確化を求めた。国民健康保険中央会の田中一哉審議役は「現在の被保険者証で特段不便は感じていない。いささか強引な印象だ」と述べ、社会保障カード導入に異議を唱えた。
