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医療トピックス[全国版]

日常から生まれるニーズに応える 100年後も存続する施設運営を

医療タイムス 全国版 2013.10.21 No.2130
インタビュー
社会福祉法人伸こう福祉会理事長 足立聖子 氏

 「子育てに奮闘している家族の手助けをしたい」という思いからスタートした伸こう福祉会。設立から36年経ち、現在では36介護事業所、8保育事業所を運営、従業員数は820人を誇る社会福祉法人に成長した。先代から理事長を引き継ぎ4年目を迎えた足立聖子氏に、同法人の活動を振り返ってもらうとともに、11月に開催する国際福祉サミットへかける意気込みを聞いた。

――伸こう福祉会の概要を教えてください。
「1976年に、私の母であり創業者の片山ます江が、神奈川県藤沢市に認可外保育園を開園したことが始まりです。86年には鎌倉市で空き家になった独身寮を転用する形で老人ホームを開所しました。93年には当法人の前身である伸こう会株式会社を設立、99年に社会福祉法人に改組しました。現在は36介護事業所、8保育事業所を運営しています。当法人に認可外保育園設立時から、現在に至るまで、共通して受け継がれているのは、『日々、人間が生活する中で生まれる要望、ニーズに応えていく。NOとは言わない!』という理念です。介護事業も、保育園も、『こういう仕組み、サービス、資源があったらいいね』というニーズに、創業者が『じゃあ私がつくるわ!』と応え、実現し、成長してきた法人なのです」

――法人の転機となる出来事があったと聞きました。
「2つあります。1つは98年にISO9001認証を取得したことです。この背景には、創業者の、福祉も一般企業と同じ土俵で評価されるべきであるし、評価してもらいたいという思いがありました。法人一丸となって1年半ほどの準備期間をかけ取得しました。当時、医療や福祉系の団体でISOを取得していたのは、東京都杉並区のクロスロードだけで、介護施設としては当法人が初めてだったと聞いています。2つ目は2012年に藤沢市民会館にて約2000人の観客を集めたミュージカルの公演を行ったことです。このミュージカルの出演者は伸こう福祉会が運営する介護施設や保育園に従事するスタッフをはじめ、介護施設利用者、園児、およびその家族や取引先企業の従業員など200人で構成しました。福祉施設を舞台にミュージカルで『介護の現場』を表現しました。この2つの出来事に代表されるように、当法人ではその時代、時代に、法人全体で目標に取り組み、その過程で、法人の理念、スピリットを全職員が共有し、積み上げてきたことが、大きな財産になっています」

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