佐久学園(盛岡正博理事長)と放送大学学園(有川節夫理事長)は20日、佐久大学で単位互換による看護師の特定行為研修の連携に関する協定を結んだ。大学院生の通学負担軽減や医師の専任講師を置かずに単位取得が可能などの利点がる。高度専門的な知識と技能を持つ看護師を養成し、看護の役割拡大につなげる目的。放送大が同研修で協定を締結するのは全国で初めて。
盛岡理事長と有川理事長が協定書に調印した。協定は、放送大が開設する同研修のうち、在宅訪問や高齢者施設などで実施頻度の高い気管カニューレや胃ろうカテーテルの交換など、8区分17行為の研修で単位互換を可能とする内容。共通科目の8科目9単位について、佐久大の受講生が放送大の講義や演習部分を修了することで、単位が認定される。講義はインターネットを利用してオンラインで行う…【8月26日号タイムスFaxに掲載】