伊那中央病院(川合博院長)は、昨年10月の北棟増築に伴い更新した最新型リニアックが26日から稼働する。上伊那医療圏の基幹病院としてがん診療機能を高め、最先端の高度専門医療を提供する。これまで機能性能試験などを行い稼働に向け準備を進めていた。
同院が導入した機種の特徴は▽画像誘導による位置決めができる▽複雑な形状の病巣にきれいに放射線を当てられる▽肺などの呼吸位相をとらえ、より病巣に近い照射ができる▽ピンポイントで多方向から放射線を当てられる定位放射線治療が行える-など…【3月23日号タイムスFaxに掲載】