長野市民病院評価委員会(田中榮司委員長=信大医学部長)は16日、2017年度第4回会合を開き、昨年4~12月までの業務実績や、同院が担う救急医療と高度専門的ながん診療の提供などを盛り込んだ18年度計画の重点項目などを委員らに説明した。今後の運営について池田宇一院長は「今年度スタートした取り組みを継続し、さらに発展させたい」と抱負を語った。
救急医療については、昨年9月に開始した「救急ワークステーション」の試行運用を通して、救急隊員の知識・技術と救命率の向上を目指す。救急患者の救急専用病棟(ECU)での受け入れ実施や、救急車を原則として断らない体制をさらに強化していくとした…【2月22日号タイムスFaxに掲載】