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医療トピックス[長野県版]

リビングウィル啓発など推進 須高地域、医療・福祉の連携づくり

医療タイムス 長野県版 2017.04.24 
医療ニュース
 在宅医療・介護の包括的取り組みや救急医療体制の整備を進める須高地域の医療福祉ネットワーク推進事業が7年目を迎える。これまでに、在宅医療を24時間サポートするネットワーク体制の構築や終末期ケアの意思表示「リビングウィル」の啓発などを進め、地域の看取りや在宅医療体制整備に一定の成果をあげてきた。
 事業の実施主体は須坂市、小布施町、高山村の3市町村。須高三師会や病院、訪問看護ステーション、介護保険サービス事業者などで構成する医療福祉推進協議会が事業運営を担う。
 在宅医療福祉介護のあり方を検討する協議会の第二専門委員会(委員長=上沢修須坂病院副院長)は20日に今年度初の会合を開き、在宅での看取りの研修会や多職種連携による事例発表・グループワーク、「リビング・ウィル」の啓発などに引き続き取り組んでいくことを確認した。また今夏地域住民を対象に開催する「地域医療福祉を考える集い」で、在宅介護をテーマにした寸劇や講演を行うことも決定。内容について協議した。
 上沢委員長は「地域の中で在宅や施設で看取りができる仕組みを作る必要がある。高齢化が進む中で、(介護や医療を担う)若い世代が具体的に考えていかなければならない」と話した。
 専門委員会は毎月1回開き、多職種間の連携を深めながら課題解決に取り組んでいく。【4月25日号タイムスFaxに掲載】
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