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医療トピックス[長野県版]

緊急輸血22回がゼロに 松塩クリニック透析C貧血クリニカルパス(4/21)

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 松塩クリニック透析センター(松本市、水上哲太郎院長)は、貧血管理で緊急輸血することがあることから医師の負担軽減や治療の効率化を目指し、コメディカルスタッフも参加して2015年1月からクリニカルパスを導入している。同クリニックは外来透析の診療所で、貧血クリニカルパスは、貧血の状態を把握し、どのようにエリスロポエチン製剤(ESA)と鉄剤を変更するかを決めるマネジメントシステム。同クリニック薬剤部長の宮澤智絵氏も薬剤師の立場から鉄剤の処方提案を行い、鉄剤が注射薬から内服に切り替わったことで鉄補充のリスクが一層減り、他のリン吸着薬の減薬ができた。
 同クリニックは院内から院外処方に切り替わり、宮澤氏は調剤だけでなく透析室での処方提案をするようになったことがきっかけで、クリニカルパスに参加することとなった。鉄剤と骨代謝の処方提案を行い、血中ヘモグロビン値、血清フェリチン、リン、カルシウムなどの検査値と患者の認容性を総合的に検討し、処方案をパスシートに記入する。
 同クリニックによるとクリニカルパス導入により医師は貧血治療方法の検討時間が短縮し、貧血以外の診療と患者指導などの時間が増えたという。スタッフに行ったアンケートでは約7割が「クリニカルパスを使用した貧血治療に満足している」と回答している。
 また、パス開始により緊急輸血は前年の22回からゼロに減り、内服薬への変更によって注射薬の使用もなくなった。また、他のリン吸着薬の減少提案により鉄剤と合わせた内服薬は一人7.2錠から6.5錠に減った。
松塩クリニッククリニカルパス
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