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医療トピックス[長野県版]

視覚障害者にも見やすいHPづくり 恵仁会

医療タイムス 長野県版 2017.04.12 
医療ニュース
 今月1日に佐久市中込駅前に新複合施設を移転リニューアルした、くろさわ病院と介護老人保健施設「安寿苑」を運営する恵仁会(黒澤一也理事長)はこのほど、ホームページも一新した。文字サイズや背景色の変更機能により、障害者や高齢者を含めた全ユーザーが支障なく閲覧できる“アクセシビリティに配慮した”ページリニューアルを行った。
 右上部には、背景色や文字サイズ変更ボタンを設置。背景色は白、青、黒(青と黒は白抜き文字)の3色で、文字とのコントラストを明確にすることで、視覚障害者や高齢者が見やすい仕様にした。現在準備中の「読み上げ機能」も、必要に応じて整備する。パソコン、スマホなどの画面の大きさが違っても最適な画面に表示するレスポンシブデザインを採用し、一般閲覧者の見やすさにも考慮している。
 同会によると、“アクセシビリティ”の概念は全国的にもあまり浸透しておらず、導入企業や法人はまだ少数。開設担当者は「さまざまな身体事情の人がアクセスする病院ホームページだからこそ、万人が利用できるページ作りがしたかった」と話した。
 今後は地域の名所を取り上げたフォトアルバムページの作成なども検討している。【4月13日号タイムスFaxに掲載】
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